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▼ 「ハンニバル」に出演した日本人(introduction) ▼
2001年3月21日更新

eiga.com
必見!注目作特集
今、最も観るべき話題作を多角的に特集
「ハンニバル」に出演した日本人

イントロダクション 編集部

  世界中の大ヒットに引き続き、いよいよ日本でも公開が間近に迫った「ハンニバル」。レクター博士こと“サー”・アンソニー・ホプキンスの来日や、「羊たちの沈黙」のリバイバル上映などもあって、この4月は日本中に“ハンニバル旋風”が吹き荒れるのは間違いない。もっとも、すでに試写会などで観た人たちの反応も多種多様だ。原作と違うエンディング、グロテスクな描写については、あちこちのBBSで喧々囂々巻き起こっている。いずれにせよこうした問題の部分については、本編を観て確かめるほかないのだから、いろんな意味で「話題作」であることには違いない。

「ハンニバル」に出演した日本人_introduction【ToMo's StreetPainting Gallery】



  ところで、すでにご覧になった方はお気づきだろうが、この映画には“日本人”や“日本語”がひょんなところに登場する。もちろん、原作にも記述のある部分ではあるが、これまで「ブレードランナー」の看板やうどん屋、「ブラックレイン」などで日本を描いてきたリドリー・スコット監督であるから、「ハンニバル」からは割愛してもまったく問題のない“日本的なシーン”を、きっちり本編に織り交ぜてくれたのだ、と考えられなくもない。

  我々編集部は、この監督のこだわりについて調査していたところ、フィレンツェ在住のある日本人青年にたどりついた。大道芸で生計を立てている彼が、フィレンツェにおけるスコット組に果たした役割は大きい。以下、その撮影時の模様を楽しく綴っていただいたので、ご紹介しよう。

フィレンツェ在住ストリート・アーティストの独占手記 (1/2) 
フィレンツェ在住ストリート・アーティストの独占手記 (2/2) 

ABOUT THE MOVIE

「ハンニバル」

ハンニバル

HANNIBAL
アカデミー賞を受賞した傑作サスペンスミステリー「羊たちの沈黙」の続編で、トマス・ハリスの同名小説を映画化。あの惨劇から10年、レクター博士のヒントで犯人を逮捕したクラリスは、FBIのベテラン捜査官となっていた。しかし、麻薬密売人イベルダの逮捕の際、激しい銃撃戦の末に彼女を射殺したクラリスは、マスコミの非難を浴びFBI内部でも厳しい追求を受ける。一方、脱獄したレクター博士はイタリアに渡り、“フェル博士”としてフィレンツェの名家の蔵書を司る職に就いていた。監督は「エイリアン」「グラディエーター」のリドリー・スコット。前作で映画史に残るキャラクターとなったレクター博士をアンソニー・ホプキンスが再び演じ、クラリス役は新たにジュリアン・ムーアが務めた。

原題:Hannibal
監督:リドリー・スコット
製作:ディノ・デ・ラウレンティス、マーサ・デ・ラウレンティス
原作:トマス・ハリス「ハンニバル」(1999年出版)
脚本:デビッド・マメット、スティーブン・ザイリアン
撮影:ジョン・マシソン
美術:ノリス・スペンサー
衣装:ジャンティ・イェーツ
編集:ピエトロ・スカリア
音楽:ハンス・ジマー
出演:アンソニー・ホプキンス (as ハンニバル・レクター)
   ジュリアン・ムーア (as クラリス・スターリング)
   ゲイリー・オールドマン (as メイスン・ヴァージャー)
   レイ・リオッタ (as ポール・クレンドラー)
   ジャンカルロ・ジャンニーニ (as リナルド・パッツィ)
   フランチェスカ・ネリ (as アレグラ・パッツィ)
   フランキー・R・フェイソン (as バーニー・マシューズ)
   ヘイゼル・グッドマン (as イベルダ・ドラムゴ)

2001年アメリカ映画 / 131分 / 映倫区分 R15+

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